
スィング・ジャズ の時代から伴奏楽器として日陰の存在だったオルガンを、メイン楽器に押し上げたという点で、ジミー・スミスの貢献は歴史に刻まれるものと言っていいでしょう。
私は、ブルース やゴスペル の雰囲気が漂うハモンド・オルガンの音色にあこがれて、ジミー・スミスのレコード(古いなあ)を毎日のように聞いていた時代もありました。
ジミー・スミスは若い頃からブルーノート・レーベル の看板スターとなって、数え切れないほどのアルバムを残しています。しかし、残念ながら2005年に76歳で亡くなりました。
表題のアルバムは廉価版で、オリジナルアルバムからの抜粋集だと思います。6曲収録されていて、中でも“ジョニーが凱旋する時” が渋いです。
ジミー・スミスは何度か来日していますが、残念ながら彼のコンサートに行く機会はありませんでした。一度でいいから、あのスィング感に、あのブルージーな世界に、生で触れたかったなあ。
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