2008年1月8日火曜日

「ブラインド・フェイス」


 Blind Faith。盲目の信仰という意味でしょうか。これは、グループ名であり、アルバム名でもあります。
 ギターの神様エリック・クラプトンが、クリームの解散後、キーボードのスティーブ・ウィンウッド、ドラムのジンジャー・ベイカーらと結成したグループの最初で最後のアルバム。クラプトンは、この後、デレク&ドミノスに加わり、有名な“レイラ” を録音します。

 ブラインド・フェイスは、アドリブを前面に押し出すハードロック全盛時代に結成された、知る人ぞ知る伝説のグループ。しかし、間もなくロックは大衆化していきました。

 このグループの次のアルバムが期待されましたが、クラプトンウィンウッドの音楽性が異なったため、公式な録音はこの1枚だけになってしまいました。(後にオムニバス盤でヨーロッパでのライブと、LDが発売された)

 ツェッペリンレインボーの陰になってはいますが、ブラインド・フェイスはコンセプトを持ったすぐれたグループでした。
中でも“ハド・トゥ・クライ・トゥデイ”“アイ・キャント・ファインド・マイ・ウェイ・ホーム” の2曲は格別です。

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