

ゲルニカは1982年にアルバム「改造への躍動」をリリースして登場。リーダーの上野耕路(作曲・ピアノ)、太田蛍一(美術・作詞)、戸川純(ボーカル)を中心にした日本の音楽史上まれに見る特異な作品を発表したグループです。ダダ、シュールレアリスム、戦前アバンギャルドをミックスしたようなサウンドと歌は、熱狂的なファンに支えられました。
アルバムはその後「新世紀への運河」 、「電離層からの眼差し」の2枚が発表され、さらに3枚組のライブ盤も出ましたが、それらはいずれも廃盤となってしまいました。(ただし、今年(2008)3月に1stアルバム「改造への躍動」が再リリースされました)
このDVDにはゲルニカのコンサートと、上野耕路の作品とパフォーマンスなどの貴重な映像が収められ、時代を超えて鑑賞に値する優れた記録となっています。
ぜひ、このプロジェクトを復活させてほしいものです。
それにしても、上野耕路の才能とセンスには脱帽です。こんなスゴイ音楽を日本で聴ける幸せを喜びたいと思います。
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