ザイラスです。
ジョン・コルトレーンは私のお気に入りのミュージシャンの一人。このアルバムで、彼の絶頂期の演奏に触れることができます。
共演のエリック・ドルフィーはバスクラリネットと、アルトサックスも演奏しているようです。
ジャズのソロ楽器にバスクラリネット(ベースクラリネットともいいます)を持ち込んだのは、たぶんこのエリック・ドルフィーだと思います。
コルトレーンの火の出るようなアドリブに身を沈めていると、魂が体から抜け出していくような気持ちになります。これが、コルトレーンを聞く時の至福感。
後にコルトレーンはフリージャズの洗礼を受け、「ビレッジバンガード・アゲイン」というアルバムを作ります。その頃からコルトレーンのソロは鬼気迫るものとなっていきますが、今日のアルバムはまだそこまでいっていない感じで、比較的安心して聞いていられます。
コルトレーンもドルフィーも1960年代に亡くなりました。これらが40年以上も前の演奏だとは実に信じがたい。
こういうジャズが最近あまり聞けないんだなあ。
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