
アメリカでフリージャズが台頭した1964年。その年と翌1965年にかけて録音されたのがこのアルバム。アナーキーなコレクティブ・インプロビゼーションが全編を通して聞かれます。こうしたサウンドを心地いいと感じるか、雑音と感じるかが、好き嫌いの分かれ道。
ポール・ブレイ、マイク・マントラー、アーチー・シェップ、スティーヴ・スワローなど、今から見れば珠玉のようなミュージシャンが加わっていました。
ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラはこの後、さまざまな音楽的実験を行いながら個性的な作品を生み出していきます。
その最高傑作が、前回紹介した「ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ」という2枚組のアルバムです。
本作品はいまだLPでしか聞けず、ぜひCD化してほしいものです。
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