2008年10月17日金曜日

「幻想交響曲ほか」


 昨夜、地元の芸術大学音楽部のコンサートがあり、招待状をもらったので聞きに行きました。
 第一部が「ドボルザーク:チェロ協奏曲」、第二部が「ベルリオーズ:幻想交響曲」で、いずれもよく知られた名曲です。

 とりわけ、幻想交響曲はベルリオーズが失恋の痛手の中で、失恋をテーマに作曲した曲です。特に4楽章、5楽章の旋律には狂気がみなぎっており、オーケストラのメンバーがどんな表情で演奏するかがいつも楽しみです。(指揮者の表情も見たいけど見えないですからね)

 ベルリオーズは梅毒におかされ、脳がその影響を受けていたとも聞いています。彼はどんな世界を見ていたのでしょうか。こうした楽曲を通じて垣間見る思いです。

2008年10月9日木曜日

「フォルクローレ・メドレー」


 父が入居している養護老人ホームで、老夫婦の演奏するフォルクローレを聞きました。
 その施設で秋の催し物があって、その余興にアマチュアの老夫婦が来てくれたようです。
 「コンドルは飛んでいく」「花祭り」などよく知られている曲が演奏されました。特に、奥さんのアルパの演奏が心を癒してくれました。
 アルパは小型のハープで、ペダルもない簡素な楽器です。しかし、ハープをスペイン語で発音するとアルパになるそうで、同じ楽器と考えてもいいのでしょう。
 短い時間でしたが楽しいひと時でした。

「スペイン奇想曲/リムスキー・コルサコフ」


 ご無沙汰しておりました。
 ザイラスです。

 また、書き始めます。

 先週の火曜日(9/30)、愛知県芸術文化センターで名古屋音楽大学のウィンド・オーケストラ(管楽器楽団)のコンサートがありました。
 このコンサートは毎年9月に愛知芸文センターで行われており、大学から招待券をいただいて毎年出かけています。
 今年は、リムスキー・コルサコフ「スペイン奇想曲」が演奏されました。

 リムスキー・コルサコフは、当初はバイオリン幻想曲として作曲をはじめましたが、創作が進むにつれてイメージが膨らみ、管弦楽曲になったといわれています。5つの楽章から構成されていますが、全部続けて演奏されるため、1つの曲のように思われている方も多いようです。

 この日は、ブラス・オーケストラ向けにアレンジされたスコアで、オーボエをはじめとする各楽器がカデンツァ的なソロを随所で奏でられ、カラフルでダイナミックな演奏でした。
 そのほかにも、スペインをイメージした小曲がいくつか演奏され、楽しいコンサートでした。
 良かったですよ、ホントに。